ninp1210の日記

切迫流産寝たきり妊婦のきれいごとでは済まされない日常

妊娠36w4d

いよいよ退院!!!

夜が明けました!!

朝が来ました!!!

今日という日をどれだけ待ち望んでいたか!!!

 

心の底からすべての人に感謝です。

毒を吐きまくってすみませんでした。

 

涙が出る。

あるようでないようで、あるゴールが遠すぎてたどり着けないと思っていた。

けど確実に時間は流れてくれて、赤ちゃんは大きくなってくれて、無事に退院。

(厳密には、このあと先生の診察があってからだけど)

 

昨日の朝から1時間ごとに点滴の数値を下げていった。

お腹の張りもそんなになく、最終的に17時に点滴が外れた!!!

とりあえず腕だけでダンスしまくった!

そして点滴の装置なしのトイレは、なんと広いことか!!

普通のトイレさえ嬉しくなった!!

 

そして、21時から歩行の許可が出た!

トイレまでだけど。

 

最初は看護師さん付き合いのもとで。

 

看護師さんや助産師の話だと歩けない人もいると聞いていた。

けど、半信半疑。

歩けなくなる自分なんて想像できなかった。

絶対歩けるだろーと思いながら恐る恐る歩いたら、

歩けた!!!

よっしゃー!!

でもまっすぐは歩けなかったし、フワフワして地に足が着いてないようだった。

 

そしてその後、異常に足がだるくなった。

異常に!!

だるくて重くてジンジンするかんじ。

 

4週間歩かないとこうなるんだなと実感。

長期入院してるご老人が歩けなくなって寝付いてしまうのがよくわかった。

 

 

でも何度かトイレに行って結構慣れた。

嬉しくなってトイレの鏡でガッツポーズをしまくった。

なんなら雄叫びをあげたいくらいだった。

けど、それは家でやろう。

 

「日常」というありふれた当たり前に、感謝しなければならない。

その為の訓練だったのかもしれない。

わたしには感謝の気持ちが足りてなかったのだ。

そしてまたきっと忘れてしまうのだろう。

人間の醜さったら…困ったもんで。

 

 

とりあえず、今日は息子を抱きしめて寝るのだ!!

それが最高の幸せ!!

その前に保育園にお迎えに行く!!

あー想像しただけで、涙が止まらない。

朝、息子が父ちゃんに、

「かーかにパンをちぎ(ちぎること)してもらう!」

と言ってたらしい!

涙出るー。

いくらでもちぎさせてー。

息子のお世話ができる幸せ。

しっかりと噛み締めながら最後の妊娠生活を歩もうと思っております。